第30話「西から来た式神」

第30話「西から来た式神」 20200108

あらすじ

なぜ今になって兄弟子たちが…と疑問を抱く菜花。貂子の怪我はほぼ完治。摩緒の診療所を探し出した百火は、摩緒に協力させて身を守ろうとする。百火の使い魔(虫)が危険を知らせると同時にカエルやカメの式神が摩緒たちに襲いかかってくる。摩緒は彼らを「人間だ」という。

ぴよぴよカップ

これ欲しい。

ぴよぴよカップ

妖ですから

菜花さんも怪我の治りがかなり早いと思います。

妖ですから

やっぱり百火さま

「やっぱり」と言ってるので、この赤トンボらは百火によるものであると摩緒は認識してるようです。五行思想の五虫では「木=鱗(魚)、火=羽(鳥虫)、土=裸(人)、金=毛(獣) 水=介(亀・甲殻類・貝類)」とされてます。火属性を持つ百火にとって水属性との相性は最悪です。摩緒に助けを求めたのもそれが理由かと。

やっぱり百火さま

いまも呪禁道を伝えてるのは誰か?

「どのような理由で900年近く互いに会えなかったのか?」という疑問と同時に「生きているのは五色堂の5人だけか?五色堂の5人はみんな生きているのか?」という疑問を抱きました。

摩緒の言いぶりでは、900年間ずっと誰かが呪禁道を伝えてたことになってます。しかし伝承者はいまだに確定してません。現時点では仮説にすぎませんが、「何らかの理由でずっと会えてない紗那またはその父がいまもなお呪禁道を伝えているのではないか…」と考えます。

ARAI Satoshi ( arai@luminet.jp / the_arai@yahoo.co.jp)