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ある2つの選択肢

 1986年春、アニメうる星はその放映を終了した。うる星を愛しやまな いファン達に一つの選択肢があった。作品の衰えぬパワーを信じ速やか なる復活(再開)を望むか、作品の不変さを信じいつの日かの再放送やリ メイクを望むか、作品の素晴らしさを美しき思い出として永遠の封印を 施すか…。人気の凋落は明らかだ。いつまでも大人気であるという幻想 は捨てなければならないと考え、私は捲土重来を望むことにした。復活 派とのトラブルも無かったとは言わない。「うらぎりもの!」。

 そして時が経つ。何度、封印しようという誘惑にかられたことか。完 結編や武道館イベントは最大級の誘惑であった。ファンだからこそ区切 りをつけ封印したい気持ち、ものすごく共感できた。二つ目の選択肢だ。 好きな作品を好きでいる為にその作品から自由になるか、それとも嫌い になるかも知れないリスクを冒してその作品に深く関わり続けるか?。

 でも、私は「うらぎりもの」だ。速やかな復活を目指しながらリタイ アしていったファンたちへの責任がある。だから、私はうる星が再び大 人気となるまで現役のファンであり続けるという甘美な罰を受けなけれ ばならない(^-^)!。

# 友人「もし再び大人気になったらファンをやめるのですか?」。
# 新井「もちろん、もっともらしい理由をつけて継続するよ!」。