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人口60億

 ルーミック発祥の地である日本文化圏は、人口比率で見ると世界の人口60億人(1999年10月12日)のうち2%を占めているにすぎない。いまや海外にルーミック作品が翻訳され輸出され数多くの熱烈なるファンが存在するに至っている。海外のファンたちとの交流は、より多くなっていくことだろう。
 にも関わらず、日本国内のファンは相変わらず海外に対する情報発信には消極的だ。日本においては、国内に互いに交流するのに十分な数のファンが存在し、また我々は日本語だけを常用していることに大きな原因があるだろう。

 WWWサイトなどを通じて諸外国のファンと知り合う機会が増えてきた。かっては海外との連絡は国際郵便や国際電話などに頼るしかなかったが、現在では誰でも簡易な手間だけで海外のファンとのやりとりが可能となっている。機会翻訳の技術的発展は、電子メールの翻訳のみならず、WWWサイトなどの情報を翻訳する用途において徐々に実用的なものになりつつある。
 インターネットは十数年後にはより一般に普及していることだろう。その頃には、リアルタイム翻訳エキスパートシステムが普及し世界中のファン達と簡単に会話できるようになるだろう。WWW上におけるファン同士の遭遇率は飛躍的に上昇し、しかも価値観が大きく異なるファン同士が遭遇する。彼らの意見交換は、ルーミックの新しい価値を見出すのに大いに役に立つだろう。
 なんと楽しみなことよ。