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新井式10円ジャンケン 19991206

 ちょっとした企画もの。ファンを集めたときのゲーム。盛り上がります。

 新井式10円ジャンケンは、ジャンケンオークションゲームの一種である。手前味噌ながら、長き経験と心理学的考察と数値的シミュレーションに基づいた絶妙なるゲームバランスを誇るゲームである。そのルールを以下に示そう。

 (1)最初に司会はそこそこ豪華な賞品を掲示し、参加者は全員起立します。(2)司会と生存者全員とでじゃんけん勝負。敗北した参加者は着席。勝利又はあいこの参加者は生存とします。(3)生存者が2人以上いる限り、上記のじゃんけんを繰り返します。(4)もし生存者が0人つまり全滅となれば敗者復活戦とし全員が起立し、上記のじゃんけんを繰り返します。(5)もし生存者が一人になれば、その生存者は賞品を10円で買い取ることができます(又は無料プレゼント)。

 ある程度以上の豪華な賞品に向いたゲームです。「勝ち残り」ではなく「負けない残り」なので、たいてい2〜3回戦まで生き残ることができます。これによって参加者に期待感を与えることができます。また、敗者復活(約20%の確率)があるので、早々に敗北した人も退屈しないで済みます。さらに、形だけの10円を徴収することにより、賞品提供者に対する心理的負担を参加者に負わせません。