コミックマーケット57が開催されている。私がはじめてコミケスタッフを務めたのがコミケ29だったから、ずいぶんと時は流れました。
さて、高橋留美子系は25日(2日目)の「サ」ブロック周辺である。『らんま』放映終了後に激減したルーミック系サークルも『犬夜叉』ファンが同人誌活動に参入してくることにより、30サークルほどまで回復した。ちなみに、私が留美子ブロック長を勤めてた頃は、百数十の留美子系サークル参加があったものだ。もっとも現代では、当時の同人誌が担ってた役割の多くをWWWなどが担っているので、単純に比べるべきではないですが…。
会場をぶらりと巡り、知人らに挨拶する。これだけでも一苦労だ(笑)。留美子系サークルの周辺を歩いてみると前回までと比べて雰囲気がずいぶんと変わっていた。壁際通路に面していることを差し引いて考えても、全体的に混雑の度合いが少なくなってきているようだ。
ところで、コミケが3日制になって留美子系は男性向けの3日日に配置されていた。しかるに、今回は女性向けの2日目に配置されている。さて、東京都の要請により開催が1週間早めざるを得なかったコミケ57がスペース配分に苦労したことは周知の通りだ。またアクティブな高橋留美子ファンの大多数を女性が占めてきたことに異論はあるまい。これらを理由として、留美子系は2日目に配置されることになったようだ(笑)。
やはり、「女性向け日」参加者数と「男性向け日」参加者数との差が如実に表われているのだろうか。