竹の子族 20000118

原宿の町を見て、ふと竹の子族を思い出す。『うる星』原作中にも「たけのこ山のたぬきさん」「巨大化した竹の子族」などと描写された竹の子族。しかし、若いうる星ファンの中には、竹の子族を知らない者も少なくないだろう。

1979年夏頃に原宿の歩行者天国に出現したのが最初だとされる。語源は、裏原宿の「ブティック竹の子」である。竹の子族は、原色のハッピ風ガウンにハーレムパンツ、名札、バッジ、ヘアクリップ、ぬいぐるみなど様々な小物をつけ、学校の上履きやカンフーシューズなどをはき、踊ったりパフォーマンスしていた。

現在のコスパ(コスプレダンスパーティ)などと多くの共通点が見られる。最大の差異は、つっぱりの男の子(竹の子)とオタクな女の子(ダンパ)という点かな。