数値モデルの拡張要素 20000523

様々なファン活動のうちには、需要に結びつくものと結びつかないものとがある。

あるファンが持つ需要は、そのファンと交流を持つファンの数が増えれば増えるほど減少するのだ。つまり、あるファンが行う愛好活動の総量のうち、仲間や友人との交流量が増えれば増えるほど、単位活動量あたりの需要量の割合は減少する。一般的なファンの場合には、その需要量減少は反比例ほど激しいものではなく、もっと緩やかなものであるようだ。

ところで、交流量の増大はファン寿命の増大に結びつき、ひいてはファン現存数の増大につながる。そして、需要量はファン現存数に比例すると考えられる。

したがって、ファンの相互交流による需要減少よりも、ファン数増大による需要増大の方が大きいと言えるだろう。

この論議は、他のファン活動の場合にも応用することができる。