情報伝達量 20000524

WWWにおける交流量は情報伝達量で定義できると考える。

情報伝達量は、情報発信量に有効読者数とその記事に対する平均再読数を掛けた値で表すことができる。たとえば、MLにおいては、投稿数に記事あたりの平均情報量を掛けたものが情報発信量、配信数に非ダウンロードオンリーメンバー率を掛けた値が有効読者数、そして経験的な平均再読数はおおよそ1回強であると思われる。WWWサイトにおける記事や掲示板などの場合も基本的にMLと同様だが、MLに比べて有効読者数は少なく平均再読数はMLよりも多いようだ。有効読者数の差異はMLの集約性と掲示板の分散性の差異により、平均再読数の差異は配信システムの差異による。そして、チャットにおける情報伝達量は、さらに有効読者数は減るものの平均再読数は多くなるようだ。

交流密度という観点では、やはりチャットがもっとも濃いようである。