過去の犠牲者らの骨を地下で発見した菜花たちは自力で脱出。宗玄に騙されて父を毒殺してしまった依子をミルクホールの貂子に預けた摩緒は教団に戻って菜花たちと合流する。かつての霊能力が衰え宗玄の悪事も視えなくなっていた鐘呼に視えるのはこの世の終わりのみ。摩緒たちは宗玄と対峙する。
宗玄は依子を騙して毒薬を道場主に飲ませました(前回の予想が当たりました)。ところで、鬼神による呪詛は宗玄か鐘呼のいずれかによるものです。もし宗玄によるものならば、鬼神が呪い殺す前に道場主は毒で死んでたということになります(この鬼神を次号で宗玄が使役するかも?)。そして、もし鐘呼によるものならば「誰を」が問題になります。これも前回の予想が当たるや否や。
鐘呼は宗玄ほど悪しき者ではありませんが、道場主の寿命を予言したら宗玄が道場主を呪い殺すだろうと考えていたにも関わらず、道場主の寿命を予言しました。この意味で共犯者といえます。
この世の終わりから皆を救うために、五黄土星(災いの星)である菜花を殺そうとする宗玄を邪魔することもないでしょう。
薙刀は非常に優れた武器なのですが、もっぱら拠点防衛(屋内)に用いられることが多いです。侵攻に用いられることが少ないのは、サイズが大きいので持ち運びに難があり、集団戦では取り回しが難しく、置き去りにされて鹵獲されるリスクが高いからでしょうか。
最終ページの次回予告によると、この話は「教祖篇」というらしい。