五行地区が元に戻った理由を推察する摩緒に菜花は要石が消滅する関東大震災の記録を伝える。実体化した街のゲートから現代に戻ると一ヶ月が経った8月15日。捜索願を出してない祖父に菜花は違和感を抱く。翌朝、スムージーを飲んで気分が悪くなった菜花が摩緒から貰った解毒剤を飲むと、陥没事故の日に祖父は危篤状態だったことを思い出す。
菜花は「街が
五行地区の門は東を向いてます。モデルとなった商店街のヒントになるかどうか。
結ちゃんからのメールの日付から、現代に戻ってきたのは2019年8月15日(木)夜であると分かります。従って、第14話「結界の守人」で菜花が関東大震災のことを伝えにいったのは現代の7月中旬であると確定します。つまり、以前の考察で論じたようにカレンダーがきっちり詰まっているわけではなく、話と話の間にそこそこ時間が経ってるということになります。
これまでの描写から推察するに、スムージーは菜花の妖力を抑えるだけでなく記憶を封じる毒でもあることが分かります。祖父も魚住さんも猫鬼について何か知ってるのは明らかです。捜索願を出さなかったのもこうなることを予め知っていたかのようです。なお、妖力や記憶を封じているのは菜花の為だろうと思います。
もしかしたら、祖父や魚住さんは乙弥のような式神なのかも知れません。以前にも書きましたが、第1話1頁1コマ目で化け物に襲われてるのは魚住さんだろうと考えてます。
18日(水)に単行本『MAO』第1巻(490円)が発売になりました。Amazonで予約したので20日に到着します。490円といえば、たしか単行本『めぞん』の最初の方もそのくらいの値段でした。
第2巻は11月18日に発売とのこと。