16日に放送された『発表!全るーみっくアニメ大投票』(NHK/BSプレミアム)にて各作品に投票した人たちの構成についても発表されました。
本放映当時のイベント風景など思い返すに、『うる星』ファンや『めぞん』ファンは男性9割ぐらいで、『らんま』ファンは女性7割ぐらいで、『犬夜叉』ファンは女性9割ぐらいで、『境界のRINNE』ファンは女性8割ぐらいだったように憶えてます。時が流れて既にファンをやめた人や再放送やネット配信で新しくファンになった人がこれほどまでに多いのだと改めて実感しました。
特に興味深いのが『うる星やつら』と『めぞん一刻』の違いです。年代別グラフはほぼ似たような傾向を示してますが、男女比が大きく異なってます。投票総数を考慮すると、『うる星やつら』ファンの入れ替わりがそれだけ激しいと言えましょう。
『らんま1/2』と『犬夜叉』については、新しくファンになった人たちの比率も女性が多いと確認できます。いつか『らんま完結編』が放映されたとしても、この傾向は変わらないだろうと思います。
『境界のRINNE』については本放送からあまり時間が経ってないのでおおよそイベント風景の通りでした。第4期に期待します。
まだクラスタという言葉が普及していなかった時代、るーみっくクラスタが男性ばかりだった頃、「女性ファンも増えればいいな」と話してたものですが、いまでは「男性ファンも増えればいいな」と話してたり。ずいぶん変わったものです。
意味のある統計という観点で言えば、「男女比と年代別」ではなく「年代別の男女比」で発表して欲しかったです(表も2つでなく1つにまとまります)。あえて「年代別の男女比」にしなかった理由が見当たらないので、単にスタッフが統計学に詳しくなかっただけだろうと思います。