菜花の私室に招かれた白羽は、呪禁道が禁じられた経緯を菜花に解説する。
摩緒は灰丸に懐かれてたことを思い出す。菜花との会話で紗那との関係を振り返る。
女給仲間を探していた貂子はドライブ中の茨木種彦に目を付けられる。貂子を持ち帰る為に種彦は彼女を車ではねる。
もし紗那も後継者候補のひとりであったなら、「父に従います」とは摩緒を夫とすることではなく摩緒を呪い殺すことです。
ところで紗那が後継者候補のひとりであったなら、もっと意味深な事態になります。前提として後継者は紗那の夫として御降家に婿入りしなければならないとします。そうすると、後継者候補である紗那を殺さないと後継者にはなれず、御降家の娘である紗那を殺すと後継者になれません。つまり、摩緒だけでなく百火たち4人もまた紗那の為の生贄だったことになります。もっとも、紗那を生き返らせて婿入りするという手段はありますが…(現段階では、紗那は生き返らせてもらってないらしい?)。
茨木家と摩緒に接点はないので「貂子の女給仲間からの依頼」か「さらわれた貂子が口にした摩緒の名前を朽縄が耳にして…」という展開になるかな。もし彼女の貧血が伏線として活かされるとしたら、彼女も妖の類だったという可能性があります。