水属性に相性の良い土属性である菜花に蛙たちを攻撃させることにした摩緒は言葉巧みに菜花に戦わせる。形代が仕込まれた竹棒で丹田を突かれた蛙たちは水を吐き人間に戻っていくが、大元の式神は水ではなく呪符を吐き出す。呪符には摩緒を生け捕りにする命令が書かれていた。摩緒は呪符に何かを書き込み式神たちに飲ませ主の元に帰す。
急急如律令は陰陽道などで頻繁に用いられる呪文のひとつです。六根清浄急急如律令を現代語に訳すと『六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)を清めよ。急いで律令の如く行え』となります。
余談になりますが、六根清浄という言葉を知ったのはうる星の化石へき地の話でチェリーが唱えたものが最初でした。急急如律令は萌え剣で沖田薫が唱えてたのを覚えてます。
この竹棒が今後の菜花のメインウェポンになったり?
百火は「おれたち」であることに…つまり自分が狙われる理由について心当たりがあるようです。水属性が誰であるかの心当たりもあるでしょう。しかし百火は狙われてないので、百火が知らない何らかの事情があることになります。
摩緒を生け捕りにしようとしたのが誰かはまだ分かりませんが、その術者は少なくとも数百年ぶりに「摩緒が生きているかも知れない」と考えたことになります。摩緒の運命だけでなく五色堂の5人の運命も数百年ぶりに動き出しているので、そのきっかけは菜花ではなく他の何かということになります。猫鬼の復活も原因ではなく結果なのかも知れません。
ここ数羽を読むに、作者にとって百火は使いやすいキャラなのかも知れません。一般に主人公グループは4〜5人で構成されてることが多いので百火もレギュラーに入る可能性があります。バランスだけで考えれば、いつか更に加わるであろうあと一人はきっと華紋に恋慕するお姉さんタイプあたりか?(個人の妄想です)。