当プロジェクト発足のいきさつを簡単に説明しておきます。
90年秋までのイベント(東京会場)でも、徹夜組の多くは一同に集まって楽しんでいました。それまでは「作戦は現地調達」で、かなり個人の力量に負う部分が多かったと言えます。しかし、91年夏は記念すべきイベントでもあり、より大勢の徹夜組が来ると予想されました。また、「せっかくだから何か大きな事をやってみよう」という話も何処となく持ち上がりました。そして、イベント常連組が全て共に活動するという夢の実現を…。このようないきさつで、当プロジェクトは発足しました。
今までに行っていた企画(夜営会場設営、チャリティオークション、大討論会、牛どん配給、飲物配給、夜中の合唱、名札、ゲーム大会、ビデオ記録、集合写真、自己紹介、線香花火大会、サイリューム調達、パフォーマンス大会など)に、大型企画(Tシャツ作成、チケット共同購入、ステッカー作成、記録書製作、大規模夜営会場設営など)を加え、夜営会場周辺の事情により、花火、合唱、コール掛け練習などを削除し、装備を充実させ準備万端で徹夜に臨みました。実際には、大人数や大物量の為に割愛せざるを得ない企画もでてきましたが…。全体としては大成功であったと言って差し支えないでしょう。
サンシャイン劇場で開催されるKAC90秋イベントに参加する徹夜組で、恒例の企画(夜営、オークション、食料調達、大討論会その他多数)を遂行。「91夏年イベントは武道館」についても討議した。
KACイベント。劇場ロビーにて、落合茂一氏、トライアングル会長の神田氏、及び同社長の高木氏から、特別に「8月X日」に関する貴重な情報を頂いた。その後、徹夜組のうち《ルミネット》関係者数十人が武道館イベントについて意見をやりとり。西垣が「みんなで共通のTシャツを着よう」と提案。新井が「チケット100枚購入」を提案。共に満場一致で賛成される。
なお、14日から16日までの徹夜組の活動の記録については、 《るーみっく愛好者ライブラリー》による記録ビデオ『KAC‘90カーニバル秋』(116分)が頒布されている。
コミケ39には、徹夜組関係者のうち、新井他数名がスタッフ参加、約10人が一般参加、毛利他一名が取材参加(根回しの成果)。毛利達は資料映像その他を撮影。同日夜は、新宿のお好み焼き屋『新大阪城』(通称「ネオ大阪城」)に、新井、秋山、栗原、篠塚、三村、毛利、塚本の7人に偶然出会った《クッキーファンタジー》代表の吉成を加え簡単にコミケの打ち上げ。「コネを利用して版権とる」ことに決定。また、新井の独断により作戦会議〔を名目にしたお茶会〕を毎月開催することになった。
『新大阪城』にて、第1回作戦会議。参加者は、新井、栗原、篠塚、塚本、吉成、三村、鈴木(重)、井沢、秋山。プロジェクト名を《武道館‘91プロジェクト》に仮決定した。無謀にも「Tシャツを高橋留美子先生に描いて貰ったらどうか」という意見も出る(ちなみに数十万円かかる)。その後、入院中の清家の見舞いと《ワンフェス》とに分流する。合流後、お好み焼き屋『ぱすたかん』で夕食。その後、6名が毛利宅で、90秋イベント(東京)のビデオの編集作業。
西垣宅で、西垣と河内の巨頭会談が行われた。大阪でも、月に2回程度で数人が集まっては企画を練っていたが、残念なことに正確な記録は残っていない。
郵便振替口座「横浜4−48622:イベント基金」が開設された。一方、この頃、大阪でも、太陽神戸三井銀行「店番502:5476697:うる星やつらイベント企画」が開設された。これらの口座で金銭の移動が行われる。
新井と粟田とが後方支援に関する打ち合わせ。
吉祥寺MANDALA2にて『松永夏代子ライブ』。鳥海、後藤、秋山、他7名が参加し、作戦の概要を話し合った。
「ネオ大阪城]にて、第2回作戦会議。新井、秋山、毛利、篠塚、栗原、吉成、三村、塚本、射手矢の9名。滋賀県在住の射手矢は作戦会議の存在を知らなかったのにも関わらず、新宿の友人に会いに来て迷子になり、たまたま集合場所を通りかかった。なんたる偶然。なお、新大阪城は翌日落城(閉店)した。この作戦会議では、主にビデオ記録体制充実及び予算計画について話し合った。各種企画提案14種が提出されたが、決定は次回に持ち越された。その後、7人が毛利宅へ上陸し、90秋イベントのビデオ編集を続行する。
《うる星のまど口》政権交替。《まど口》は三村を通じて作戦参加を表明。
毛利、新井による「太宰府ピンポイント」作戦開始のはずだったのだが、開始前日にその必要がなくなる。そのまま「けつねコロッケ」作戦を実行。東京駅にて、杉尾が強行合流。その後、《ツアースタッフ》代表の近藤と会談。《ツアースタッフ》の協力の再確認。その後、大垣夜行に搭乗、大阪へ。
「けつねコロッケ」を食べる為に車2台で1時間。さらにTシャツ印刷屋へ。その後、「つうてんかく」作戦。深夜の西垣宅にて、第3回作戦会議。西垣、河内、林、飛田、上岡、新井、毛利の7人。プロジェクト名は《武道館‘91プロジェクト》に正式決定する。プロジェクト代表者は、館内担当の河内と館外担当の新井とに正式決定する。「チケット100」作戦、会計システムその他について意見交換を行う。
飛田と上岡は東京へ、毛利は姫路へ、新井は長野へ、それぞれ移動する。鈴木(重)宅にて、作戦会議の決議事項を伝達、オークション出品及び輸送に関する契約を結ぶ。
仙台の角川他多数が作戦参加を表明。
新井は大宮へ移動。佐々木宅にて作戦会議の決議事項の伝達。法律顧問及びオークション企画代表者の任を要請する。その後、プロジェクトの法的問題の討議。
千代田公会堂にて、太田、吉成、新井が会談。井上喜久子氏の件。
《東京グリーン1》の片隅を借りて、第4回作戦会議。西垣、新井、鈴木(重)、飛田、吉成、栗原、他20名以上。全体作戦名を『武道館の嵐』作戦に決定。《ルミネット》と《まど口》との友好条約が締結される。ここに、全ての徹夜組常連の協力体制が確立された。イベント活動ルーミック愛好者の統一宣言を行う。まぁ、この偉業が新井を伝説のファンたらしめているらしいのだが…。その後、13名が『カトレヤ』にてお茶会。
プロジェクト代表者2名で、KAC事務局にチケット100枚購入及び武道館内ビデオカメラ持込の申し入れ。
その後、世田谷の『ジョイタイム』にて、河内、飛田、新井の3巨頭会談。新井は、その後、飛田宅まで直行。
機密事項の打ち合せ。
第1回発送。第1次「恐怖、封筒が攻めて来る」作戦。
『カトレヤ』で、清原、新井の会談。その後、香取を交え《友高美術団》との共同戦線について協議。
『カトレヤ』にて、《クッキーファンタジー》主催のお茶会に参加。《スタジオ編集部》と意見交換。その後、吉成、船木、岡本、岩堀、青山、太田、新井で、《コミックぱいれぇつ5》の参加について協議。
武道館イベント司会でもある日高のり子氏に謁見。その後、新宿にて《日高のり子応援団》に友好的遭遇。その後、毛利宅で、毛利、高橋(直)、鈴木(重)、進、乾(成)、射手矢、栗山、鎌田、新井で、第5回作戦会議の準備。『武道館の嵐』作戦要務令について討議する。また、徹夜討論会のテーマについて討議。
《コミックぱいれぇつ5》の片隅で、第5回作戦会議。ビデオカメラ5台で記録。参加者は、河内、新井、栗山、毛利、射手矢、浜辺、吉田、塚本、岩堀、西垣、乾(成)、三村、井沢、栗原、清水、進、土屋(稔)、内藤、松苗、保坂、鎌田、高橋(登)、小鍋、東郷、鈴木(重)、寺地、飛田、高汐、粟田、篠原、吉成、望月、薄井、他多数!。作戦要務令が、承認される(調印は後日)。各企画代表者からの現状報告。新しい企画案「記録誌企画」その他。なお、パイレェツ準備会の好意で、プロジェクト宣伝のオークションを行った。「上限有の格安オークション」と「10円じゃんけん」が行われた。その後、「ネオ大阪城復活記念」を兼ねて打ち上げ(10名)。さらに毛利宅へ。他の会場でも別動隊による打ち上げが行われたが記録に残ってない。
狭山湖湖畔で《まど口》主催のお花見。寺地、三村、一野辺、向井、増淵、高橋(真)、元木、内藤、松苗、浜辺、新井、塚本、他数名。《まど口》メンバーとの協力申し合わせ。コールの標準化の討議。集団応援企画会議。
河内、新井がKAC訪問。チケット140枚(420200円)を購入。武道館内へのビデオカメラの持込みは、KACがイベントビデオを発売する予定があるとの理由で、許可されず。10月に発売する予定とのこと。
恵比寿にて《PRC》関東支部主催の上映会。塚本、浜辺、高橋(直)、吉田、他。合計16名。PRC内部調整の為に塚本が福岡へ出発、「特使派遣」作戦。その後、『カトレヤ』で、お茶会。塚本、浜辺、高橋、吉田、今井、高橋(真人)、毛利、新井、井沢、?。合計10名。《PRC》との協力について詳細を協議。さらに、毛利宅にてビデオ収録企画会議。
毛利と新井で「太宰府ピンポイント2」作戦検討。三村と、5月26日の打ち合せ。
第1.5回発送。第1.5次「恐怖、封筒が攻めて来る」作戦。
西垣宅で、Tシャツ企画会議。会計見積について。
日本武道館の下見。「ぶどう狩り会場はここかな」作戦。
チケット企画会議。チケット追加の件。
栗原宅に、栗原、栗山、鎌田、秋山、乾、原田、新井。ステッカー企画会議。
毛利宅にてビデオ収録企画会議(4名)が行われた。
『ラムラ』にて、《まど口》主催の上映会。同じく『ラムラ』にて、第6回作戦会議。新井、栗原、栗山、乾、秋山、毛利、浜辺、塚本、吉田、土屋(公)、太田、進、薄井、内藤、その他、寺地、一野辺、富田、篠原、他多数。その後、『カトレヤ』にて細部検討(14人)。さらに、新宿のロッテリアで、オークション企画会議。
新宿のロッテリアで、オークション企画会議(佐々木、薄井、新井)。
日本大学にて、新井、佐々木が法的問題に関して討議。その後、毛利宅で、ルーミック愛好者の学歴問題、他を討論。
大阪にて、西垣、河内、他十数名がお茶会。
テアトル池袋の日高のり子舞台挨拶の後に、東京芸術会館へ移動。日高のり子応援団と合流。さらに、『カトレヤ』でお茶会(13名)。
7月1日以降は、毎日のように、いずれかの企画会議がどこかで開催されていた。以下、主なものだけを挙げる。
第2回発送。第2次「恐怖、封筒が攻めて来る」作戦。
秋葉原で、電子蚊よけ部品、マイク、ケーブル、その他資材多数を購入。
らちがあかなかった著作権の件で、正攻法と奇襲の両面作戦。新井が小学館に出向き「砕ける為に当たる」作戦で、著作権担当各位と交渉。そしてその間に、西垣による「まずい馬から煮て食え」作戦が著作権問題をクリアーした。条件付きながらも、高橋留美子先生の許可がおりた。
カトレヤで、第7回作戦会議。松苗、内藤、粟田、横山、栗山、進、隼、杉尾、薄井、山下、保坂、井沢、毛利、鈴木(重)、乾(成)、園田、塚本、土屋(稔)、太田、今井、鎌田、栗原、三村、東郷、新井、上参郷、吉田、小林(達)。各企画報告。小道具及び原稿の分担を再確認する。その後、いくつかの部隊に分流し武道館の下見・測量などに行く。夕方、『カトレヤ』再集合。雑談会(20名程度)。Tシャツ100着完成、頒布価格を500円とする。
内藤による「とらんすぽーと」作戦開始。40畳シート、20リッタータンク、台車、大型ラジカセ等を搭載。同日、ステッカー1000枚(無料頒布用)が完成。
標準コールブックが完成。CD「だっちゃ!(見本版)」の歌詞を追加。
《コミックマーケット40》に十数名が参加。《コミケに於ける意見広告(新井)》及び《かわない屋(河内)》のブースは、連絡場所、集合場所、及び荷物置場を兼ねていた。このようなブースが優先参加なのだから、抽選漏れの同人誌サークルは気の毒かも知れない。EDカムを含む複数のビデオカメラによる資料撮影を行う(取材腕章付き)。午後になると、高橋(直)による29人乗りマイクロバス「スーパーキャリアー」が、物資・人員等を晴海から武道館へ直送。別動部隊や待機部隊と合流し、武道館前に集結する。「スーパーキャリアー」を含め約10台の車が、プロジェクト管理下におかれた。
いよいよ《武道館‘91プロジェクト》という名の嵐が日本武道館に吹き荒れる。徹夜組は、夜間設営、オークションなどの企画を実行。オークションがその大物量の為、合計6時間以上もかかり、予定していた大討論会などが割愛された。その後の調べで徹夜名簿未記入の徹夜組が多数いたことが判明し、夜中の12時には既に100名を越えていたことが分かる。朝に武道館前へ移動。続々と終結するプロジェクトメンバー!。サイリュームの配布。昼食は10円ハンバーガー。
1階東席の大集団は、チケット企画と集団応援企画との成果である。掛け声と共に、盛大な火力を誇示した。
新井「行くぞ〜!」
全員「おぉ〜!」
公演の様子はイベント史のページ「うる星やつら10周年記念みんなあついぞ!夏祭inぶどうかん」を参照のこと。
公演終了後は駐車場に集合し記念撮影。
プロジェクト成功宣言。
第3次「恐怖、封筒が攻めて来る」作戦。49.5グラムの封書を140人余に発送。ビデオ収録企画は、ビデオの領価を、VHS他10円、SVHS他100円、郵送料10円と決定した。
『カトレヤ』で反省会。新井、栗原、太田、鬼頭(秀)、矢木、鈴木(重)、牧野、望月、松苗、内藤、薄井、高橋(直)、浜辺、乾(成)、毛利、細貝、藤岡、栗山、進、塚本、山下、井沢、磯野、今井。プロジェクト会計報告(8月末日版)他。
《東京グリーン2》に、約20人が集合し、事後処理について討議。《ルミネット大阪》製作の『キャラクター大辞典(ビデオ版)』が上映された。
後方支援企画は、全ての企画が終了した後の事務処理を《ルミネット東京》に委任することにした。
ビデオ収録企画によるビデオ『武道館の嵐』(118分)が完成。この時点で判明していたプロジェクト参加者名簿(未確認版の0.3版)をもとにテロップを作成した。
《コミックぱいれぇつ6》に、約20人が集合。ビデオ『武道館の嵐』他を上映。ビデオ収録企画は、その任務を終了。ビデオ『武道館の嵐』の複製及び頒布を《るーみっく愛好者ライブラリー》に委任した。残存している企画も、その任務を逐えると同時に終了するだろう。
新宿で、らんまの映画。入場整理を請け負う。
ビデオ収録企画が『武道館の嵐』を編集し頒布した。内容は以下の通り。
記録書企画が『星の軌跡(頒布価格100円B5版128頁)』を編集し頒布した。章立ては以下の通り。
西垣雅巳、河内敏明、新井さとし
約200名
館内担当 河内 敏明
館外担当 新井さとし
代表者 河内 敏明
代表者 西垣 雅巳
版権補助 篠塚 哲也
代表者 佐々木茂樹
司会主任 西尾 卓也
司会補助 粟田 英樹
司会補助 磯野 圭一
司会補助 新井さとし
金銭管理 薄井 正徳
商品掲示 塚本 賢一
商品提供主席 鈴木 重幸
商品提供次席 井沢 英洋
代表者 栗原 将幸
代表者 三村 将弘
コール作成 寺地 昭浩
コール作成 一野辺 整
印刷 栗原 将幸
印刷 寺地 昭浩
サイリューム 乾 成和
応援指揮 乾 成和
応援指揮 寺地 昭浩
代表者 毛利 康秀
撮影補助 高橋 直康
撮影補助 西垣 雅巳
撮影補助 太田 行雄
撮影補助 井沢 英洋
複製補助 安田 幸雄
代表者 進 正一良
代表者 新井さとし
法律顧問 佐々木茂樹
名簿主任 粟田 英樹
名簿補助 後藤 浩昭
輸送主任 内藤 博幸
マイクロバス提供 高橋 直康
屋外テント提供 山下 真澄
発電機主任 高橋 直康
牛どん主任 山下 真澄
萩の月主任 清原 一文
ハンバーガー主任 大槻 俊雄
郵送補助 篠塚 哲也
諜報補助 小鍋 浩一
雑用 栗山 幸一
雑用 香取 誠一
雑用 藤岡 誠
雑用 中西 正考
雑用 岩堀 顕悟
雑用 青木 秀敬
第1条:「武道館‘91プロジェクト」(以下、本プロジェクトという)は、1991年8月18日に武道館で開催される『うる星やつら』放映10周年記念イベント(以下、武道館イベントという)をより楽しいものとする事を目的とする。
第2条:本プロジェクトが遂行する「武道館の嵐」作戦(以下、本作戦という)は、前条の目的を達成する為に、本プロジェクトの各企画を成功させる事を目標とする。
第3条:この作戦要務令(以下、本要務令という)は、本プロジェクトに於ける最高法規である。
第4条:本プロジェクトの参加単位は個人とする。
第5条:本プロジェクトの目的に賛同する者は、少なくとも一つの企画に参加する権利を持つ。
第6条:プロジェクト設立者とは本プロジェクトを設立した者である。
第7条:プロジェクト設立者は、少なくとも一つの企画に参加する権利及び義務を持つ。
第8条:プロジェクト参加者とは、いずれかの企画に参加する、あるいは参加している者である。
第9条:プロジェクト参加者は、本要務令に従う権利及び義務を持つ。
第10条:プロジェクト参加者は、本要務令の下に全て平等である。
第11条:プロジェクト代表者とは、プロジェクト設立者によって互選された者である。
第12条:プロジェクト代表者は、本作戦に必要と思われる活動を行う。
第13条:プロジェクト代表者は、本作戦全体の指揮に関する権利及び義務、企画代表者任命に関する権利、及び企画代表者罷免に関する権利を持つ。
第14条:プロジェクト代表者は、プロジェクト代表者としての活動に関する会計管理を行う。
第15条:プロジェクト参加者のうちプロジェクト代表者に対して資金援助を行った者は、そのプロジェクト代表者に対して会計報告を要求する権利を持ち、その要求を受けたプロジェクト代表者は、会計報告を行う義務を持つ。
第16条:企画代表者とは、プロジェクト参加者のうち、プロジェクト代表者に任命された者である。
第17条:企画代表者は、企画の遂行に必要と思われる活動を行う。
第18条:企画代表者は、企画の指揮に関する権利及び義務を持つ。
第19条:企画代表者は、企画代表者としての活動に関する会計管理を行う。
第20条:プロジェクト参加者のうち企画代表者に対して資金援助を行った者は、その企画代表者に対して会計報告を要求する権利を持ち、その要求を受けた企画代表者は、会計報告を行う義務を持つ。
第21条:一般参加者とは、プロジェクト参加者のうち、プロジェクト代表者または企画代表者、でない者である。
第22条:一般参加者は、プロジェクトから脱退する権利を持つ。ただし、脱退した者の再参加を妨げない。
第23条:本プロジェクトに関し、本要務令に定めなきものに付いては慣習を適用し慣習なき場合はプロジェクト参加者の判断に従う。ただし、非常事態においては、プロジェクト代表者は本プロジェクトに関する最高決定権を一時的に持つ事ができる。
第24条:権利の行使及び義務の履行は信義に従い誠実にこれを為す事を必要とする。
第25条:公序良俗に反する事項を目的とする行為は無効とする。
第26条:本要務令は、プロジェクト設立者全員の承認によって発効する。
第27条:本要務令は、プロジェクト参加者の過半数の承認によって改正される。
第28条:本プロジェクト、本作戦、及び本要務令は、全ての企画が完了した時または1992年8月18日正午に自動的に、解散、終了、及び失効する。