近年のアニメイベント一般では主催者による参加者管理が厳しくなってきた。結果的に参加者の活動の許容範囲をせばめるものであるが、イベントの秩序という観点からは喜ばしいことである。だが同時に新しい問題の芽も見えはじめた。管理されたイベントでは参加者の横又は縦のつながりが形成されず、それが為にイベントのしきたりというものが新しい参加者に継承されなくなったことである。実際に、熱狂的な新参者の中に過去の許容範囲すら逸脱する行動をとる者が見られるようになった。何等かの対策が必要だろう。
幸いにも関東のルーミックイベントの治安は非常に良い。これは「ルーミックイベントには強力なファンの自治システムが存在する」という噂が広く知られており、これが抑止力として働いていることが大きな要因だと思われる。ファンの自主努力が効を奏していると言えよう。