うる星を再び大人気にする為には作品が真に文化として社会に認識さ れることが必要だ。その為にも次世代のファンが育たなければならない。 だから、武道館前夜祭の後は自ら何か企画することよりも若いファンが 何かをやるのを陰で支援することの方を重視して活動してきた。
今回の上映会においても、委員のみんなは本当によく頑張っている。 おかげで、顧問とは名ばかりでただ暖かく見守っているだけだ。大抵の トラブル(例えば必要物資不足など)は自力で解決できると信じている。
「大きな画面で観たい」から始まったこのプロジェクトもいつの間に かもっと大きな目標を持つようになった。現実はそれなりに厳しいが、 委員のみんなは成功を信じて頑張っている。私はそんな彼らが大好きだ。 きっと、「ファンの力だけでここまでできる!」という感動が参加者の 誰もの胸中に残るような上映会になるだろう。
そんな感動は何度でも味わいたいものだ。
1998/05/03に上映会。百余人が参加した。