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インターネットを通じた人間関係

 インターネットの普及は、ルーミックを通じた多くの邂逅をもたらした。 しかし、そのゲマインシャフト的システムと匿名性は、ファン同士の関係をルーミックだけを通じたものにしがちだ。 もし、相手がWWWの上から姿を消したときに、どうやって連絡をとると言うのだ。たまには考えてみるといい。 「そういえば相手の住所も本名も知らない!」ということになるやも知れない。 結局、それだけを通じた人間関係だったのか?。
 せめて、オフ会などで知り合って仲良くなったならば、ハンドルネームやメールアドレスのほかの情報も相手に通知してもいいんじゃないだろうか?。インターネットが普及していなかった頃のファン同士の交流は手紙と電話を通じたものだったことを思い出すといいだろう。その関係はなかなか長持ちする。もちろん、公開したくない人には公開の義務はない。私が言いたいのは、どんな人間関係を築きたいのかをたまには考えてみたらいい、ということだ。

 私の場合、もともとオフライン活動がデフォールトなものでして、多くのファンの来宅を歓迎しております。また、ルーミック愛好者論の論旨の一つ「その趣味だけでしかつながっていない仲間関係を、さまざまな共通項でつながっている友人関係へと発展させていくべきだ」を実践しています。よって、私は基本的に、自分の住所は広く公開しております。インターネットメールのセキュリティレベルに関してはハガキ相当と考えていますので、希望者には私の現住所を電子メールで通知することができるでしょう。