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桔梗の生き様

 昨日の帰宅途中、作業用に『犬夜叉』単行本1〜9巻を古本屋で購入して参りました。改めて読み返してみるとなかなか夢中になれるものでして、時も忘れて読みふけってしまいました。戦国時代を主な舞台としているとは言え、ほとんどの登場人物のメンタリティは現代に普遍的なものであり、それが親しみやすさを読者に感じさせているように思います。
 どのキャラが好みかと言えばやはり桔梗だろう。彼女にはルーミックファンとしてさまざまな共感を覚えることができる。孤高の巫女としての生き様、そして怨念に燃える魂。彼女に真の意味での敬意を表そう。
 「私はおまえを憎みながら死んだ… 魂が…そこから動けない…」である以上、犬夜叉の死だけが唯一の救い。犬夜叉たちには悪いが、しばらくは桔梗を応援させてもらうよ。

余談

 私が好むキャラにはいくつかの特徴がある。何人かの例外を除けば、望(うる星)、真魚(人魚シリーズ)、桔梗(犬夜叉)など、いずれも定命で無い者ばかりだ。確かに、作品中の登場人物は所詮フィクションゆえ定命である筈がない。しかし、自分は作品中の視点で彼らを見ることも多い。そんな自分が安心して見守れるキャラたちこそ、私が好きになれるキャラなのだ。