ファンと悪人 20000119

「ルーミックを好きな人に悪い人はいない。もし悪い人がいたならば、その人はファンじゃない」という意見はしばしば耳にするものだ。ところで、ここの読者諸君も何らかの不法行為に手を染めたことがあるだろうと思う。もしそれを理由として「お前はファンじゃない」と言われたら、どんな気持ちであろうか。

かって実在したセル画窃盗団もまた、作品を愛好しているという意味でファンである。ただ、その愛好の為の活動が反社会的であるに過ぎない。愛好と活動とを混合して考えるべきではない。