一刻館の面々が温泉ツアーに行った第74話「湯治者たち」を覚えているだろうか。その温泉のモデルとなったのが伊香保温泉だと言われている。今回は、古い友人たちと伊香保ツアーに赴くことになった。もっとも私個人は、伊香保には行くのは十数回目になるのだが…。
18日21時に友人の運転する車で横浜を出発。18日夜は群馬町に宿泊。19日10時「バーデハウス、ベルツの湯(1050円,0279-72-2030)」に入る。ヨーロッパ調の温泉施設が少し興味深い。健康ランドのような雰囲気の施設だ。ぬるめの硫酸塩泉は長湯するには丁度よい。その後に「グリーン牧場(0279-24-5335,500円)」で昼食&見学。流石に冬季だけあってがらがらだ。羊の群れが日向ぼっこしている中に混ざって羊をなでなでする機会なぞ、そうそうあるものではない。デジカメで写真を撮りまくる。生後4日の仔牛が立ち上がる様は『人魚は笑わない』の真魚が立ち上がるが如し。14時には石段街を昇る。 射的屋を左手にながめながら石段を登る。日本では数少ない山岳都市を堪能。『めぞん』で描写された「温泉まんじゅう」の看板が見える場所で記念写真。伊香保神社から更に奥へ進み「伊香保露天風呂(400円,0279-72-2488)」で湯治。いかにも山峡の出湯といった雰囲気だ。ここには「ラドン発見の碑」なるものがあり、思わず怪獣など思い浮かべてしまう。その後、榛名湖などを見学。温泉のおかげで夕方までずっと体がポカポカしていた。
ビッグコミックオリジナルを購入。『日帰りの夢』が掲載されている。いろいろ寄り道して、翌20日21時に帰宅。