交流のルールに無知な者はしばしばみられる。殊に子供によるルール違反が賢著だ。この場合に対応パターンについては以前に述べたことがある。今回はそれらの中でも「教育」について論じよう。
教育の成功はそのまま「良き参加者」の増加につながり、交流の場の運営者にとっては十分な動機付けとなる。相手の子供が被教育を了解したならばしめたものだ(笑)。まず準備段階として、子供の行動の理由を解析し、その行動の問題点を明らかにし、子供に実行可能な改善策を検討する。次の実行段階では、被教育の動機付けを行い(必要ならば制裁なども有用だ)、具体的な教育の機会を実現し、周囲には教育中であることを通知し、暖かく見守っていくのが定跡だろう。もし改善が見られないならば、再び教育を行わなければならない。もちろん、失敗の理由も検討しなければならないだろう。
子供もいつの日か、教育する側になる。できれば、よき教育者に仕立て上げたいものだ(笑)