ルーミックの主流が『うる星』と『めぞん』であった1980年代に、ファンたちはルーミック全体を愛好する者といずれかひとつの作品を愛好する者に分かれていた。もちろん、『らんま』や『犬夜叉』を主流とする現在でもファンは上記の２種類に分かれている。しかし、当時と現在とを比較すると現在の方が、ルーミック全部を愛好する者の割合が低いようだ。
1980年代のルーミック作品は当時の主流たるファン層に受け入れられやすいものが多かった。しかし、現在の主流たるファン層にとって『うる星』や『めぞん』は愛好するには古すぎる作品であるだけでなく、その対象としている年齢が高すぎるようだ。
なお、『うる星』ファンと『めぞん』ファンとを比べると、『めぞん』ファンの方にＯｎｌｙ率が高い。これは1980年代からずっと変化していないことのひとつである。