多くのファンサイトでは使用しているシステムの紹介が行われている。そこで私もシステムを紹介してみた。
学校や会社などから貸与されたものを除く。ポケコンやPDAや周辺機器も除く。
携帯電話の導入に伴い、自分の情報管理システムを再構成することにした。その際に留意したことは「バイオC1」を外すことである。
過去のマシンをみてもわかるように、私が欲しいのは携帯エディターである。重視すべき要素は、画面サイズとキーボードとバッテリーである。なんらかの手段でWindowsマシンとのテキストデータのやりとりができることも必要だ。また、起動&終了速度とタフさも要求仕様にいれる。いわゆるモバイル通信やPIM機能はなくても構わない。PIMについては、DataSlimを使用しており、これで十分だ。メール&ブラウザについても、別に小型の専用端末を購入すればいい。
こうして考えると、選択肢は非常に広い。最新型のマシンである必要性はまったくないのだ。DOSマシンだって構わない。いろいろ調べてみると、画面&キーボードの要求を満たすDOSマシンは、どれもがバッテリーの観点で魅力に欠けている。起動速度とタフネスさでWindowsマシンも候補から消える。ザウルスやPalmやメール端末はキーボードの観点で選択肢から消去。PSIONとWinCEとが候補に残った。
ヨーロッパにおけるPSIONは、アメリカにおけるPalmのように、非常に広く普及している。しかし、日本語化されてないので日本においては非常にマイナーなマシンである。個人的意見だが、PSIONのマシンは、HP社のハンドヘルドであるJorunadaとコンセプトが似ているように思う。Psion3や5はjorunada680に相当し、Pnsio7はjorunada820に相当する。Psion7は非常に魅力的だが、日本語環境にまだ不安が残る。
残ったのは、ハンドヘルドのWindowsCE機である。使用可能なアプリケーションについては割り切っているのでCPUにはこだわらない。結局、DataSlimに対応していることと入手価格とを考慮しJornada820にした。
基本的には「GW2K改 Merry」を母艦とする。接続用コネクタだらけの改装は伊達ではない。「HP Jprnada820」とは、シリアルケーブル、ATAフラッシュカード、「CITIZEN DataSlim(命名Yumi)」などで情報の同期が行われる。「DataSlim」はそのままPIM情報のバックアップとして機能する。また、携帯電話「C303CA」のデータは、母艦によって管理される。デジカメ「FUJI Clip-It80」はスマートメディア変換アダプターを介して母艦にjpg画像を渡すことができる。
WWWサイトは「Merry」によって管理されている。