生産者に合わせた流通システムが今では消費者に合わせたものに変化している。その流れに取り残された問屋や小売店は、コンビニなどに大きく見ずをあけられている。それと同じようなことが同人誌即売会（特に小規模なもの）にも言えるようになると考えている。
参加サークルの為の空間ではなく、一般参加者のための空間というコンセプトの同人誌即買会があってもいいのではなかろうか？
同人誌即売会が同人誌即売を主としたコンベンションであることは間違い無い。同人誌即売が従たるコンベンションは、既に同人誌即売会の名前を冠することはできまい。それどころか（と言うか、当たり前のことなのだが）同人誌即売を含まないコンベンションだってあるのだ。そして、そのようなコンベンションがより多く開催されていくだろうと私は予測している。