いまどきの若いファンは、『犬夜叉』はハッピーエンドにならないという高橋留美子先生の御言葉を知らないようだ。まぁ、わざわざ教えてあげることもないのだが…。
高橋留美子先生によれば「『犬夜叉』は絶対にちゃんとまとめるつもりです。この手の話だから本当のハッピーエンドにはいかないと思うけど、皆さんがどこまで納得する終わり方にできるか着地点を慎重に考えないといけませんね。
」とのこと(犬劇パンフより)。
『犬夜叉』をラヴストーリーとして捉えるならば、「本当のハッピーエンド(少年誌レベル)」は「ずっと一緒に」というパターンになるのだが、それは既に物語の途中(第18巻「かごめの心」)でなされてしまっている。従って、少なくともこのパターンにはならないだろう。
今後の展開の予想だが…。殺生丸、桔梗、奈落。この3人との決着がどの順番でなされるかによってシナリオが6パターンに分かれる。それぞれを想像してみるとなかなか面白い。