音声ブラウザ 20001118

この卓上打算機のコンテンツは「正しいHTML」で記述されている(一部に変換中のものを含む)。現在のところ、フォームもテーブルもスクリプトも使用していないし、戻りのアクセスキー[Alt + x]なども設定してある。要するに、旧式のブラウザやテキストブラウザや音声ブラウザなどのユーザーエージェントでも、このサイトをブラウズすることができるようになっているわけだ。

しかしながら、音声ブラウザを必要としている人がこの卓上打算機ブラウズすることは少ないだろう。なぜならばファンが最初に求めるコンテンツは、ファン論などではなく作品論であろうからだ。一般的なファンサイトにこそ音声ブラウザ対応(即ち、「正しいHTML」による記述)が求められている。

この卓上打算機が「正しいHTML」による記述を行っているのは、音声ブラウザなどへの対応だけではなく、範を示すといった役割を担おうとしているからだ。

優先して音声ブラウザに対応すべきコンテンツは「メニュー」「サイト案内」「作品案内」「作品レビュー」「音楽関連」「掲示板」などである。逆に、「イラスト集」などは対応の意味すら無い。また、「掲示板」はヒット記念や挨拶だらけのものよりも、テーマに沿って意見が述べられる硬派なものの方が優先される。

更に、音声ブラウザ向けのコンテンツは、「正しいHTML」であると同時に「簡潔かつ構造的な文章」で記述することも重要である。もっとも、この新井語録の文章もそれほど簡潔とは言えないが…。 < もともと備忘録&雑感帳だからなぁ(苦笑)。

もっと努力する必要がありそうだ。

視力弱者 20001128追記

ところで、目の悪い人はWindows画面デザインを「ハイコンストラスト黒」に設定していることがある。そして、IE5の「ツール(T)」→「インターネットオプション(O)」→全般「色(C)」→「Windowsの色を使用する(W)」がONになっていたとしたとしよう(あるいは私のように白文字&黒背景の設定だったとしよう)。

もし、あるWWWサイトが、「明色系の文字色」と「暗色系の背景色」との片方だけを指定していたならば、そのサイトは恐らくまともに表示されないであろう。

まぁ、実験してみたまへ。文字色を指定するときは必ず背景色も同時に指定すべきであることが実感できるだろう。もちろん逆も同様だ。

貴方のWWWサイトはちゃんと表示されますか?。