家風呂が普及した現在において、銭湯の利用者数は減少傾向にある。しかしながら、銭湯には固定客も少なくない。広々ゆったりリラックスできる魅力は家風呂ではなかなか味わえないだろう。
かく言う私も学生時代は銭湯の利用者だった。風呂無しアパートで大幅に浮いた家賃を銭湯代に費やしても十分にメリットがあったのだ。近代型銭湯に付随する休憩室や食堂での常連同士のコミュニケートは、なかなか楽しいものだ。
夏の暑い日には水風呂からあがってアイスを賞味。冬の寒い日にはきらめく星空を干渉しながら帰途につく。なんと風情のあることよ。
さて、ルーミック作品では、しばしば銭湯シーンが描写される。それらのシーンのいくつかは、実際に銭湯に行くことによって類似体験できるものだろう。
たまには、足を伸ばして近隣の銭湯に赴いて見ませんか?。友達と一緒に行けば、洒落たホットタブパーティとはいかなくとも、ちょっとした温泉旅行が味わえますよ。健康ランドなら宿泊もできますので、オフ会として計画するのもいいでしょう。