チャットを共用したり、地域ごとのサイトグループを形成したり、事実上のファンサイト連合のようなものがいくつかお目見えしている。ファン同士の交流を活性化するという観点で、とても結構なことだと思う。
ところで、以前から私は、多くのファンサイトで共通する諸問題(著作物利用やネチケットなど)に対応するために、ファンサイト運営者が互いに連絡を取れるシステムの構想を持っている。これは、ファンを代表する機関が存在すべきであるという趣旨に基づくものだ。
この構想は、ファンサイトやその連合体のレベルではなくもっと大きなレベルで実現されるべきものである。しかし、それを実現するにはそれを担うだけのポテンシャルを持つ代表機関が必要であるとも考えている。もちろん、どこの誰がサイト連絡会議構想を担っても構わない。どのサイト連合が担っても構わない。
現在のところ、もっとも高い実現可能性を持つのが、るみくるの「サイト連絡委員会(仮称)」であろう。しかるに、現在のるみくるのメンバーには社会人が多く、やる気があってもやる暇がないというのが実情だ(メルマガ構想などもまた然り)。多くの人材を集めてビジョンの実現にあたるべきである。