ファン活動が止まることは必ずしも珍しいことではない。それには、「やるべきことをやり尽くした」や「興味が他に移り自然消滅」や「熱病から覚めるかのごとく卒業」や「ぷっつりと糸が切れたかのごとく燃え尽き」などのケースがある。
いつも言うように、無理してまでファンであり続ける必要は無い。だから、燃え尽きることが必ずしも悪いことだとは思わない。むしろ、全てを燃焼し尽くしたのならばそれはそれで良いことだとさえ考えている。
しかるに、燃やすべきものが残っているのに燃え尽きてしまう場合は実に不幸だといわざるを得まい。
ところで、燃え尽き症候群は予防可能であるし、途中で投げ出すことで周囲に多大な迷惑を及ぼすならむしろ予防しておかなければならない。燃え尽き症候群は、後始末や引継ぎの為のエネルギーさえも消耗させてしまうのだ!。
まず基本的なことは、無理のないファン活動を心掛けることだ。学業や生活に支障をきたしてまで趣味に走れば、躓いたときに(以前と同レベルでの)再開が難しくなる。以前と同量のエネルギーを費やすことができなくなれば自然と火力も衰えてしまうのだ。かつての爆発的な火力に慣れたファンにとって、衰えた火力では十分に満足することができない。結果として、火力は更に衰えていくのだ。