JR八王子駅であずさを待つ。あずさと言っても、志賀さんでも白鳥さんでも瀬能さんでもない。特急あずさである。
私にとって特急あずさは日高のり子を連想させるものだ。日高のり子応援団の人たちが、あずさに乗る彼女を毎週のように見送っているシーンに何度かつきあったことがある。私はルーミック専門であるので彼らほどアクティブではなかったが、『らんま』イベントなどで中心になって活動していたから、日高さんにはしっかりと覚えられていたものだ(笑)
たいていの場合、私があずさに乗るのはイベント関連であった。それだけではなく、いつだったか個人的な用事で松本に行ったときも偶然に日高さんの姿を見かけたことがある。このような理由で私にとってあずさは日高のり子を連想させるものになった。
こんな思索に耽っていると、やがてあずさが入線した。