先日、「趣味にのめりこむと、身だしなみが軽視されたり話題が狭くなったりすることがある」ということを書いた。しかし、実際には趣味の種類によってその相関度はかなり異なる。
実際のところ「大抵の趣味においては他人との共存が必要とされるのである程度の身だしなみや話題の豊富さが必要となるが、それらを必要としない趣味にのめりこむ場合にはそれらを軽視することができる」という言い方の方が的確であるように思う。いわゆるオタクと呼ばれる人たちの趣味の多くは、必ずしも他人との共存が必要なものではない。インターネットだってハンドルというペルソナをかぶった本体は確かにそれらを必要としていない(もっとも、ペルソナに外見という要素が付加されたならばペルソナのビジュアルに気を使う人は激増するだろうが…)。