昨日(4日)に放映されたアニメ『犬夜叉』は初のアニメオリジナルストーリーだ。マンガの進行速度を考慮すると、今後はアニメオリジナルがよりいっそう多くなっていくだろう。
しかし、単純に喜んでばかりもいられない。なぜならば、長編に挿入話を組み込むには本質的な問題があるからだ。それは、挿入話を削除しても話の連続性が保たれるという性質である。言い換えれば、その挿入話の前後でレギュラー陣の人間関係などに大きな変化をもたらすことはできないということだ。この制約によって、ドラマチックなアニメオリジナル展開は非常に困難になり、必然的にゲスト話が多用されることになる。
映画『犬夜叉』も同様だったことは記憶に新しい。