有名なファンサイトである[犬夜叉考察]の移転話が白紙撤回された。
白紙撤回の経緯については[●これまでの経緯について]にある。おおざっぱな経緯をここに引用しておこう。
- (1).「犬夜叉考察」のサーバーの混雑が激しくなり、管理コストが上昇している
- (2).私(毛利)自身が来年度以降忙しくなってあまり管理に時間を割けなくなってしまう
- (3).ちょうど、サーバー領域の提供を申し出てくれる人(新鯖管氏)がいた
- (4).交渉の結果、しっかりと引き受けて下さるらしいので、そのサーバーへの引っ越しを内定した
- (5).ところが、移転に先立ってトラブルが目立つようになり、いろいろと混乱が生じるようになった
- (6).混乱を避けるため、移転を白紙に戻すことにした
私の知る範囲で言えば、移転を妨げるトラブルの多くは新鯖管さんが「サーバー管理者としての立場」と「コンテンツ運営を補佐する者としての立場」とを(意図的であるか否かに関わらず)しっかりと使い分けないことによって発生した。例えサーバ管理者であろうとも、コンテンツ運営の補佐はその権限内でなすべきなのだ。つまり、コンテンツ運営にまでサーバ管理者として口を出すことは筋違いである。また、「新鯖管」というハンドルも混乱を加速させた。例えば「○○%新鯖管」と「○○%管理委」のように使いわけるべきだったのだ。
だが、サイト運営者である毛利さんは、その混同に対して有効な対策を施さなかった。そもそも、新鯖管さんのサーバに移転することを決定するまでに、移行手続や管理権限を明確化しておくべきだったのだ。容認がサイト運営における政治的判断だったとしても、それは賢明ではなかったように思う。なぜならば、この移転話が持ち上がった後でも、代案はいくらでもあったからだ。
もともと「利用者があまりにも多い上、管理委員会の助けも借りているので、簡単に閉鎖しては影響が大きすぎます
」ということでの移転話だ。それが白紙に戻った以上、次なる策を考えなければならない。
ずるずると現状維持するのは避けるべきだ。毛利さんがサイト運営で疲れているのは誰が見ても明らかだ。私は彼の親友として「趣味の為に生活を犠牲にしてはならない
」という大原則をここで繰り返す。もしも有効な対策が見出せないならば、どんなに影響が大きくともサイトの一部または全部を縮小ないし閉鎖すべきである。
それでは対策を考えてみよう。時間的制約がきつすぎて選択肢は非常に少なくなっている。サーバを所有しているところに丸投げするにはもはや交渉時間が足りなすぎる。サイト運営者代行を設置するのも選択肢の一つだが具体的な候補者を思いつかない。
なお、昨年秋における私の提案については[運営モデルの提案]に記してある。
やっぱり縮小か閉鎖かな?。ほら、『犬夜叉考察』がなくなったってヤフーは他の犬夜叉サイトを登録してくれるだろうから、安心していいよ(笑)。< おぃっ!
酒飲むならつきあうよ > 毛利さん