ありきたりな展開 20020411

昨日の週刊少年サンデー。睡骨(good)が、りんを助ける。この展開を予想していたファンは多いだろう。この例に限らず、『犬夜叉』のおいては展開が安易に予想できることが少なくない。

しかし、目の肥えた経験豊かなファンにとってはありきたりな展開であったとしても、マンガやアニメの初心者にとってはありきたりではない。これは、子供に聞かせる御伽噺がマンネリであることにいくらか似ている。

もともと『犬夜叉』は年若い子供達を読者として想定した作品だとしたらどうだろう?。文句を言うベテランの姿はあたかも、子供向け番組に対して「大人向けに作っていない。子供だましだ」と文句を言うようなものだ。

Satoshi ARAI ( arai@luminet.jp )