M利(仮名)「犬夜叉考察の運営委員の立候補が予想以上に多いが、たかが個人サイトの、何の報酬もない委員にどうして多くの立候補があるのか、その理由についての分析を語録等でキボンします
」(2003年07月07日)。
A井(仮名)「…キボンて何だよ(笑)
」。
ま、部外者だから書きたいように書かせてもらうよ。
[犬夜叉考察]が新たに運営委員を募集している。[立候補掲示板]の「運営委員会」スレッド(発言No.4)によると、立候補期限は7月31日、発表は8月8日、選別は掲示板へのコメント内容や日頃の投稿内容などで行われる、とのこと。
7月2日に立候補掲示板が開設されるやいなや数日で50人ほどが立候補した(7月5日夜現在)。
私の記憶が確かなら、『犬夜叉考察』では運営委員でなくとも利用者は自由に、マナーやネチケットについて注意したり諭したり、良質な投稿をしたり、英語参加者のために翻訳したりして、『犬夜叉考察』に貢献することが自由にできる。基本的に、考察の持つ「広場」の理念をお手伝いすることは誰にでもできるのだ。だから、運営委員にならなければできないお手伝いとは現在のところ、(1)会計や事務や渉外や企画など運営関連、(2)CGI開発やサーバ管理など技術関連、(3)アクセス管理や削除事務など管理関連、ぐらいだろう。
(1)や(2)のような役割の存在が知られていないからなのか、立候補者が若年ゆえに(3)しか手伝えないからなのか、いずれにせよ立候補者のほとんどが(3)をやりたいと表明している。
『犬夜叉考察』は若年の参加者たちの抱く個人サイトのイメージと大きく掛け離れている。特にコミュニティスペースの稼働率と運営委員会による集団管理体制は、彼らにとって別格なものに違いない。ゆえに、「たかが個人サイト
」とはとても思われていまい。もしかしたら「公式サイト」と勘違いしている子供すらいるかも知れない(きっといるだろう!)。
さて、立候補者たちの応募コメントをざっと読んでみる。動機はそれなりに立派なものだ。また、彼らの多くが抱く運営委員のイメージは悪い荒らしを退治する格好いい人というもののようだ。そして、「今まで通りに参加するけど、荒らしと出会ったら他の人を呼ばなくてもすぐにアクセス制限できる」と考えているようだ。
興味深いことに、『犬夜叉考察』にとってより重要な「困ったちゃんの説得」は全くと言っていいほど意識されていない。説得は運営委員でなくても出来ることなのだが、「伝家の宝刀(核兵器カードとも言う)」を持っていた方が効果的だ。
現段階(7月8日)における立候補者たちの応募動機は、運営委員に対する誤解と憧れが伴った善意によるものが大半だ。「このような動機だからこそ、これだけ応募者がたくさん現れた」と考えるのが、現実をうまく説明できていると思う。
軽い応募動機による応募は、たいてい公募期間の早い段階に集中する。また、立候補掲示板におけるきつい質問コメントは、軽い動機の人の立候補を抑制する。今後の応募者数の増加はかなり緩やかなものになるだろう。
管理権限には管理義務が伴うものだ。コミュニティスペースにおける運営委員は例え一人であっても、問題のある投稿や「荒らし」や「困ったちゃん」に対して適切に対応しなければならない。いみじくも、立候補掲示板においてきわみさんが「相手を説得できる文章、周囲を納得させる文章を即座に作成できる方を求めています。頓珍漢な回答しかできない運営委員、いざというときは発言しない運営委員では困ります
(発言No.205)」と述べているが、まさにその通り。
立候補は今後も増えることでしょう。しかし、さすがにこれだけの数になると選抜も難しくなる。落とされた人たちへのフォローも重要です(立候補したことが公開されているので尚更だ)。落とされた人も納得できるような方法が求められます。
意識調査の為に『犬夜叉考察』のチャットにときどき入るようにしました。小中学生とフレンドリーに会話することの難しさを痛感してます。ええ、はじけてます。気分は、お遊戯の相手をする先生カピ☆ < かぴ?
掲示板に対するアクセスのほとんどは単に最新ログを閲覧するだけだ。だから、最新ログイメージ(CGI出力)をHTML形式で保存し普段はそれを表示するようにすれば、最新ログ閲覧の度にCGIを稼動させなくても済む。この場合、最新ログHTMLの更新は、投稿や削除があった場合に行なうといい。
こうしておけば掲示板CGIによるサーバ負担は劇的に軽減されるだろう。
まもなく立候補受付が締め切りになる(7月末日)。立候補者はおよそ100人となる見込みだ。ここでは、「コメントや投稿内容から選考」「8月8日に発表」という条件を満たす選定方法を提案する。統一的された基準は選定の手間を分担する上で必要不可欠だ。
以下の条件を満たすこと。
以下の条件で統一的に評価する。
なお、無回答が(±0)なのは、自分をアピールするものが有利であることを意味する。聞かれてないことに回答してはいけないなんてルールはないのだ。
上位十数人から、現運営委らの「物言い」を経て決定。
なお、半年もすれば興味を失った幽霊委員がたくさん出てくるだろうから、運営委員には適切な任期を設けるべきだろう。
私の考えでは、運営委員がどんな個人サイトを持っているかは基本的に自由だと思う。別にやおいサイトを持っていても構わない。そもそも、あちら(考察)の運営思想では「空き地の利用者(含む運営委員)が自宅で何してようが構わない」となるんじゃないのか?。減点主義ばかりで評価するのはいかがなものかと?