この文書では、『るみナビ』の改良や運営について提案を行う(わざわざ書くことでもないが、提案は『るみナビ』の管理人さんの許可を頂いている)。なお、ここ2週間ほどこの新井語録で関連事項についていくつか書いたのでそれらも併せて読んで欲しい。
るーみっく総合ポータルサイト『るーみっくナビゲーター(るみナビ)』は、るーみっく専用検索エンジンとして有名なサイトである。
『るみナビ』は管理人の早雲庵さんの都合によりここ1年ほど選別作業が停止したままであり、仮登録サイトが山のようにたまってしまった。その為、仮登録した人たちから不満の声があがっている。
6月下旬、新たな予備選考制度(選別作業を手伝ってくれるメンバーを募集)の考えがあることが掲示板にて発表された。詳細については近いうちに文書で発表がある模様。また、7月上旬になり、全仮登録サイトの登録見合わせが宣言された。そして、非公式な発表だが、データベースなどシステムを改良する予定があるとのこと。
選考委員の増員など登録作業の効率化を図れば、すぐにでも再開できるだろう(そりゃそうだ)。ただ長期的に見れば、データベースの色褪せは否めない。単に登録数を増やすだけでは、必ずしもユーザーの役に立つものたるとは限らない。古色蒼然、旧態依然、崩壊寸前。なんらかの予防策が必要だ。そのために、目指すべき方向性をしっかりと考える必要がある。
ポータルサイトとは「入り口たるサイト」という意味で、しばしばスタートページ(ブラウザ起動直後に表示するページ)としてアクセスされる。ところで、るーみっく限定のポータルサイトというものはそれほど有用なものではない。大概の人はるーみっく以外にもたくさんのジャンル(ニュース、天気予報、オークション、ゴシップ、他の趣味、などなど)を閲覧しに行くのだ。ゆえに、『るみナビ』をスタートページにする人はあまりいないと思われる。
それでは、『るみナビ』をお気に入りやブックマークなどに登録しあちこちのルーミックサイトへの入り口(ポータル)として使うかというと、そうでもない。これだけ多くのるーみっくサイトが存在する昨今では巡回コースは人それぞれに大きく異なる。そして、その巡回コースはお気に入りやブックマーク(あるいは自分専用のポータルページ)に登録してあるものだ。
ついでに言うと、『るみナビ』トップから他のルーミックサイトに行くためには、どうしても1クッション(リンク集の生成処理)が掛かってしまう。これも、ポータルとしては使いづらかろう。
もちろん『るみナビ』が、お気に入りやブックマーク(あるいは自分専用のポータルページ)に登録されて活用される定番サイトであることは間違いない。
ところで、何かをWWW検索するときに普通は、一般の検索エンジン(googleなど)を使うものだ。だから、『るみナビ』で検索するにはそれだけの理由がなければならない。一般の検索エンジンと比べて、『るみナビ』のアドバンテージは何か?
『るみナビ』の特徴は、登録申請及び選別作業による高品質なデータベースにある。そして、適切なジャンル分けがなされており、検索オプションも豊富だ。ユーザーは『るみナビ』で目的とするサイトを容易に探すことができる。るーみっくサイト探しには非常に優れている。但し、データベースが適切にメンテナンスされているならばという条件が付くが…。
データベースの更新が停止していることは前述の通り。しかし、実際には『るみナビ』利用者は非常に多い。私は、これを『るみナビ』のリンク集としての機能の利用が多いからだと解釈している。要するに、使用頻度の低いブックマークとしての利用だ。個人のブックマークに登録していないサイトに行きたい場合に、そのサイトを検索するよりも『るみナビ』を利用した方が早いことがある。「あのサイトは『るみナビ』のあのカテゴリーにあったな」と考えて『るみナビ』を利用することは十分にありえるのだ。
『るみナビ』のコンテンツはなにも検索エンジンばかりではない。一般的なファンサイトが備えている掲示板やチャットやコラムなども併せ持っている。当たり前のことだが、他のファンサイトと同様に常連さんがいたりする。
『るみナビ』が今後も定番でありつづけるためには、一般の検索エンジンとの差別化が必要だ。もはやジャンル分けなどの基本的機能の重要度は低い。一般の検索エンジンでも十分にできる。そこで、、「登録申請&選別作業による独自のデータベース」を用いた「ユニークなリンク集の生成機能」を提案したい。
登録申請時や更新時に「仲良しサイト」や「所属するサイトリスト」や「お世話になったサイト」や「よく遊びに行くサイト」などを入力してもらう。基本的なリレーショナルデータベースだ。
使い方は、あるサイトをキーにして検索するとそのサイトから仲良しなサイトたちをリンク集として出力するものだ。2親等か3親等ぐらいまで辿れれば十分。
この機能は、共通の仲良しさんを見つけたり、新しい巡回コースを作製したりするのにも役立つだろう。
おすすめリンク集は、他のファンサイトにも見られる。それは、レストランガイド(あるいはラーメン屋ガイド)のようなものだ。もし、数多くの選別作業を経験値として持つ『るみナビ』が、個人的関係を排除して純粋にファンサイトを比較検討しておすすめリンク集を作ったならば、それは非常に信頼度が高いものとなる。食通にとっては物足りないかも知れないが、一般のユーザーにとっては十分に実用的だ。
データベースは最新の情報に
アイデアは管理コストを軽減する。
ポータルとして使うには操作が面倒。だから。
広告入りサイトは例外処理で。
他にもいくつかアイデアあり。
データベースのメンテナンス。「そんなことならコンピューターにだって出来る!」。メンテナンスの自動化。管理コストの低減の提案。
なお、シャア専用「るみナビーンRX-SA」は、通常の3倍の負荷をかけます(ダメじゃん