mixi参加しました

SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)参加についてはいままで何人かにお誘いを受けたことがあるが、クローズドであることと面倒くさいということが理由で遠慮してた。しかし、トラジマさんからの招待では断るわけにもいかず、mixi(ミクシィ)に参加することにした。ニックネームはやはり「新井さとし」である。

SNSに思うこと

2000年頃に、当時のWWW上の高橋留美子作品ファン集団の変遷について自分なりに解釈したことがある。いくつかは『卓上打算機』内に置いてあるので参照して欲しい。簡単に言えば、WWWサイト相互リンクやチャット交流関係をリレーショナルデータベース化して、関係性の密度が高いものを一つの局所社会(コロニー)とみなす考え方だ。「局所社会に所属する人」と「人が所属する局所社会」とを分かりやすくまとめ、「コロニーの生成、成長と衰退、移動、分割、そして消滅など」について考察した。これらの考察は、まさにソーシャルネットワーキングに相当する。ならば、その考察はSNS利用においても役立つのではなかろうか。

例えば、コロニーを存続させる為には最小限の小さなものであるか、ある程度以上の規模であることが重要だ(地方空港とハブ空港のような役割分担)。SNS利用におけるコミュニティが存続するためには似たような条件が必要だろうと推測する。近いうちに、小規模か大規模かのいずれを目指すべきかを選択しなければならないだろう。それによって、mixiの利用方針も変わってくる。

また、「友達の友達は」や「共通の友達」についても考察した覚えがある。複数のルートで共通の知人が見つかるというのは実に面白いことだ。ファン集団においては異なる複数のグループを経由しての共通の知人のことを考察したが、SNSにおいては異なる複数のジャンルを経由しての共通の知人に相当する。実際に、mixiに登録したその日に3ジャンルを経由しての共通の知人を見つけることができた(しかも複数)。「きみたち知り合いだったんだ」という驚きは実に楽しい。SNSの魅力の一つを実感した。

既に参加しているみなさんも、きっとそんな経験があるだろうと思う。

SNSと言っても何も特別なものではない。その特性を理解した上で、普通に利用すればいいのだろう。

『卓上打算機』との関係

ルーミック関係のアーカイブとして『卓上打算機』を優先する。mixiなどで書いた文書もその他のサイトで書いた文書も最終的には、適当な時期にまとめて『卓上打算機』に収録する(なお、収録すべき文書が半年分ほど貯まっているのは言うまでも無い)。その他の文書については、同様に『趣味研』のコンテンツあるいは掲示板に転載するか、自分の日記に転載する。

Satoshi ARAI ( arai@luminet.jp )