ドラマ『めぞん』の時代設定は?

完結編EDラストカットの響子さん

私は『めぞん一刻』のファンですが、世の中で『めぞん一刻』と呼ばれているもの全てを好きなわけでもありません。例えば、実写版は面白い試みだとは思いますが、それほど評価しているわけでもありません。

さて、『めぞん』ドラマ化決定というのは先月のトピックでした。「既に抱いているイメージに近いこと」を最重視しているわけではありませんが、やはり期待と不安が入り混じってます。

『めぞん』は、マンガとしてはクラシックに分類される作品です。舞台となる時代も今となっては昔のもの。ネットも携帯電話も無かった時代です。響子さんは1959年秋の生まれですから2005年秋には45歳になります。同様に春香ちゃんは17歳になってます。

今回のドラマ化で最初に注目したいのは、その時代設定を当時のものとして制作するのか、それとも現代に置き換えて制作するのかです。もし現代のものとしてリメイクされるのであれば、原典のイメージとは切り離し純粋に一つの作品として面白いかどうかで判断したいと思います。

ドラマで『めぞん』ファンになった人が原作やアニメ版を評して「私の知っている『めぞん』とは違う!」と言うかも知れません。そういう人たちと話すのはとても愉しみです。

Satoshi ARAI ( arai@luminet.jp )